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拠点を超えたコミュニケーションが可能に。3代目社長がourlyを導入した理由

シコー株式会社

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  • 製造業

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301~500名

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経営者インタビュー

記事のポイント

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シコーらしさを浸透させるためにweb社内報を導入

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接する機会のない部署同士のコミュニケーションが活性化

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若手を含む運用チームでより会社の文化を理解できる場に

「包装で創るストレスフリーな世界」というビジョンを掲げ、大型紙袋やポリエチレン重袋、プラスチックダンボールなどの製造業を展開しているシコー株式会社(以下、シコー)。

3代目社長となる白石社長は事業承継を受ける前の常務時代より、自分自身が共感している先々代社長であるお父様がつくった経営理念をもっと浸透させるにはどうしたらよいかと頭を悩ませていたと言います。

今回は、理念浸透を図るため2021年6月に『ourly』を導入いただき、運用3年目となるシコー株式会社の白石社長に、ourly導入前の課題や導入後に組織にどんな変化があったのかについてお話を伺いました。

シコーらしさを失わず、会社を変えるためにデジタル社内報は最適だった

──改めて、シコーの事業内容や経営理念について教えてください。

シコーは、BtoBの事業を展開しており、主に取り扱っているのは大型の紙袋やポリエチレンの袋、プラスチックダンボールなどを製造、販売しています。

経営理念におけるビジョン(シコーの目指す場所)として、「包装で創るストレスフリーな世界」を掲げています。

このビジョンは私が社長に就任してから刷新したものです。先々代社長である父や、前社長の想いは残しつつも、新たな時代を歩んでいくこのタイミングで、改めて目指す場所を言語化しました。

──会社としての歴史があるシコーが新しい取り組みとして、ourlyを導入しようと思ったきっかけについて教えてください。

常務時代(事業承継前)は、「感動の共有」という企業理念がありましたが、正直なところ私が期待するレベルで浸透していないと感じていました。父のつくった理念には心から共感していましたが、実際に各工場や営業所を訪問していると、本当に浸透しているのだろうか?と感じる事象が時々ありました。

シコーらしさを失わないために、会社がより良くなるためにに何ができるのかを考えたなかでたどり着いたのが、ビジョンの刷新とデジタル社内報です。ただビジョンを作るだけでは浸透しないことはわかっていたので、仲間とビジョンを作り、デジタル社内報で配信する。みんなに伝え、みんなに相談し、みんなとコミュニケーションをとっていく手段として、デジタル社内報は最適だと考えました。

──紙ではなく、デジタルにすると決めた理由はなんだったのでしょうか。

ちょうど会社としてWEBマーケティングに取り組みはじめていたこともあり、メルマガの開封率やクリック率などのKPIを取得する重要性や、数値からの改善による効果を実感していました。

マーケティングは外部に対する動きですが、社内のコミュニケーションも同じく、詳細なKPIを取得・分析したほうが、組織の状態をより把握し、社内報自体の改善もしやすいと考えたことが大きかったですね。

──web社内報のツールとして、『ourly』を選択した決め手はなんだったのでしょうか。

ourlyを選択した決め手は、優れた提案力でしょうか。機能の紹介だけではなく、組織課題からどのような社内報を配信すべきなのかといったアドバイスや、運用体制の提案までしてくれたことには驚きました。

社内報の運用については私1人でするつもりでしたが、「社内の従業員を巻き込む」方法を提案をしてくださいました。当時の私にとって、その提案はとてもチャレンジングで、正直あまりイメージは湧きませんでしたが、「まずはやってみよう!」と思わせてくれましたね。

運用に関する研修の実施や記事のレビューなど、導入後もourlyの組織開発コンサルタントが伴走支援してくれることがわかり、ourlyの導入を決めました。

従業員を巻き込み、柔軟な発信や理念浸透を実感

──弊社の提案から実際に社内報の運用をチームで実施されていますが、チームで運用することで実感している効果などはありますか?

社員の柔軟な発想で社内報を発信し続けられているのは、とても良かったと実感しています。社内報のなかでも人気な企画はどれも社員が考えてくれたものです。私1人だとどうしても記事の内容が堅くなりすぎてしまいますし、社員向けの記事だからこそ、受け取る社員のほうが“読みたい企画”に対する解像度が高いのだと感じましたね。

社内報チームとコミュニケーションをとるなかで、だんだんとメンバーが私の想いや価値観を汲み取ってくれる場面も増え、浸透が進んでいる実感もあります。

また、社内報チームでリーダーシップを発揮してくれた社員は事業部や採用の現場でも活躍してくれています。社内報の発信を考えることは会社としての発信を考えることとイコールなので、営業現場でも採用現場でも自社の魅力を心の底から伝えることにつながっているのではないかと思っています。

──社内報運用の効果がメインの業務にも伝播しているのは、素晴らしいことですね! 社内コミュニケーションの活性化で効果を実感している部分もあれば教えていただきたいです。

新しくできた工場をドローンで撮影した動画がテレビで取りあげられたので、その内容を社内報にして発信したところ、普段あまり会話することのない工場の従業員がコメントをくれたのはとても嬉しかったですね。

同じ部署内でのコミュニケーションに留まらず、部署も拠点も超えたコミュニケーションが生まれつつあると実感しています。また、記事の内容が雑談のなかで話題に挙がることもあるようで、コミュニケーション活性化の文脈でも効力を発揮しはじめていると思います。

また最近では、社内報運用チームを若手の登竜門という位置づけにしています。弊社は今、新卒採用に力を入れていますが、新卒で入った社員にはできる限り社内報チームに入ってもらうようにしているんです。社内報チームで活動することで、会社のこともより深く理解できますし、会社として発信することで会社のファンになってくれる。もちろん、密にコミュニケーションをとることになるので、人間関係の構築にも良い影響があると考えています。

──今後の社内報運用について考えていること、目標にしていることがあれば教えてください。

私は、従業員全員をつなげ、コミュニケーションの輪をつくり、目線をあわせるのが社内報の役割だと考えています。今後は、これまでスポットライトを浴びることがなかった従業員にもスポットライトをあてて発信していきたいですね。

またデジタル社内報はストック型で会社の考えや思想を蓄積できるので、会社の歴史や軌跡を伝える手段としても活用できます。社内報を通じて、私を含め従業員が「こんな歴史があったんだ」と知る機会も増えていますし、歴史・軌跡を知ることは帰属意識を高める1つの要素になると考えているので、シコーの財産である歴史・軌跡をしっかりと届けていきたいです。

「オモロイ袋屋になる」ことを自分ごと化してもらえるように

──白石社長は3代目社長とのことですが、後継経営における社内報の重要性について感じていることがあれば教えてください。

「デジタルで本当に伝わるのだろうか」「ベテラン社員のことを考えたら紙の社内報のほうが良いのではないか」「自社にポップな社内報記事はマッチしないのではないか」など、これまでのシコーの歴史を考えると悩む部分はありましたが、何より大切なのは経営者が意思を持って、伝えたいこと・伝えるべきことを発信し続けられる仕組みを作ることです。

これから先ますます人口減少が深刻化するなかで、とくに中小企業の製造業は人手不足に悩むことになります。「労働人口が減っているから採用ができない」ではなく、自社の組織や環境を整え、若手にとってもベテランにとっても、魅力的ではたらき続けたい会社にする。自社の魅力を高めて、候補者に選ばれる会社にしていくことが求められます。

とくに事業承継においては、会社の歴史や想いをストックしながらも、会社が変化していること、前に進んでいることを伝えるツールとしてデジタル社内報を運用することは非常に重要だと考えています。

──最後に、社内報を通じてシコーをどんな会社にしていきたいですか?

社内報については、みんなが読みたいもの、知りたいことを発信し続け、もっとコメントが活発になればいいなと思っています。気軽に意見を出してもらうことで、会社としてもより良く変革していけるはずです。これはビジョンである“ストレスフリー”にも関連しています。

私は常々、「オモロイ袋屋になる」と言っています。ほかの袋屋さんは考えないような企画や提案ができるようになれば、自然と競争優位が生まれるんじゃないかと。でもそのためには、私1人の発信ではダメです。社内のコミュニケーションや発信が面白くなるのはもちろんのこと、「オモロイ袋屋になる」ことを従業員が自分ごと化しなくてはいけません。

私が社長になってから常に新しいことを取り入れようと動いていますが、それを従業員のみなさんが自分ごと化してくれれば嬉しいですし、そこから共感が生まれ、行動変容やイノベーションが生まれることを期待しています。社員の柔軟な発想やアイデアで、世の中にオモロイ提案ができる会社にしていきたいです。

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